

寒い季節、手足の冷えやむくみに悩む女性は少なくありません。
健やかな身体を維持するには、ふくらはぎの血流が非常に重要です。この記事では、ふくらはぎの仕組みとマッサージ方法を、医学知見に基づく内容としてわかりやすく解説します。
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1. ふくらはぎは「第2の心臓」?健やかな身体に欠かせない理由
まず、自分のふくらはぎに触れてみてください。
元気で熟睡できる人のふくらはぎは、温かく柔らかく、弾力があるのが特徴です。
逆に以下の状態がある場合は、身体の不調やストレスが影響している可能性があります。
•冷たい、硬い、張っている
•弾力がない
•熱っぽい
•しこりがある
•指で押すと跡が消えない
ふくらはぎの状態は、血液循環や身体の健康状態を示すバロメーターになります。
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2. ふくらはぎと血液循環の関係
血液は「動脈」と「静脈」に分かれています。
•動脈:心臓から酸素や栄養を全身に運ぶ血管
•静脈:老廃物や二酸化炭素を含む血液を心臓に戻す血管
下半身の静脈血は重力に逆らって心臓へ戻る必要があります。
ここで、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たします。
•筋肉が収縮・弛緩することで血液を心臓に押し上げる
•筋力が強いほどポンプ作用が高くなる
•静脈には逆流防止弁があり、血液を効率よく戻すサポートをする
運動不足や加齢で筋肉が衰えると、血液の巡りが悪くなり、むくみや冷えの原因になります。
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3. 下腿三頭筋の構造と役割
ふくらはぎの筋肉は「下腿三頭筋」と呼ばれ、腓腹筋とヒラメ筋で構成されています。
「三頭筋」と呼ばれる理由は、腓腹筋が二つの頭(外側頭・内側頭)を持ち、そこにヒラメ筋を加えると下腿後面を三つの筋肉で構成するためです。
■ 腓腹筋:膝関節にも作用
■ ヒラメ筋:足関節の安定に寄与
■ 足底筋:下腿三頭筋に加わる場合もある
人間は二足歩行のため、ふくらはぎは
★ 下半身の血流を支える「第2の心臓」と呼ばれます。
また、ハイヒールを履く場合は、ヒラメ筋が足首を安定させ、転倒を防ぐ役割も果たします。
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4. 血流が悪くなると身体に起こること
ふくらはぎの筋ポンプ作用が弱まると、血液の巡りが悪くなり、次のような症状が現れやすくなります。
•冷え・むくみ
•老廃物や脂肪の滞留
•体温低下 → 免疫力低下
•内臓機能の低下(胃腸・心臓・腎臓など)
•肌のくすみ、髪のパサつき
体温36.5℃が免疫細胞に最適とされ、1℃上がると免疫力は最大5〜6倍、1℃下がると約30%低下すると言われています。
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5. 健やかな身体のためのふくらはぎマッサージ
ふくらはぎを適切にマッサージすることで、血液の巡りを促進し、冷えやむくみの解消につながります。
オイルマッサージの場合
•足首から膝に向かって、オイルを塗布しながら筋緊張をやわらげるように密着して流す
•膝裏や腓腹筋も丁寧に筋緊張をやわらげる
•左右交互にゆっくり行う
•強く押しすぎず、血流を感じる程度で行う
指圧マッサージの場合
•身体の状態や筋肉の硬さに応じて手技や力加減を調整する
•適切な手技で筋緊張をやわらげ、血液の巡りを促す
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6. まとめ:血液の巡りを整えて健やかな身体を手に入れる
•ふくらはぎは「第2の心臓」として健康維持に不可欠
•血液の巡りが悪くなると冷え・むくみ・免疫力低下の原因になる
•毎日のマッサージや適度な運動で、健やかな身体をサポート
本記事は 医学知見に基づく内容 として、身体の健康維持に役立つ情報をまとめています。